XMでは利益分を出金するためには【銀行送金】を選ばなければいけません。
以前はbitwallet経由で出金することで手数料800円程で銀行送金が可能でしたが、
現在ではbitwalletで入金した金額分までしかbitwalletへ出金することが出来ません。
XMは海外FX業者なので銀行送金で出金する際、手数料が高いのが気になりますよね💦
国内の銀行へ出金する場合にはおおよそ5,000円以上の手数料が掛かってしまいます。
せっかく増やした利益をなるべく減らさず出金するには
【住信SBIネット銀行】がおすすめです。
他にも『ソニー銀行』『楽天銀行が』手数料を抑えて出金することが可能になっていますが
今回は【住信SBIネット銀行】を推す理由を解説していきます。
・【住信SBIネット銀行】を選ぶメリット
・XMから【住信SBIネット銀行】へ出金する際の手数料
・着金までの日数
・【住信SBIネット銀行】と中継銀行のswiftコードと住所
・自身の【住信SBIネット銀行】口座へ着金するまでの流れ
この記事の目次
【住信SBIネット銀行】を選ぶメリット
海外送金手数料の安い銀行は『ソニー銀行』や『楽天銀行』もありますが
【住信SBIネット銀行】を利用するメリットは他にもあります。
海外で資産運用していた資金を送金できるとHPに記載している
他の国内銀行と違う点は
海外で資産運用していた資金を送金できると公式ホームページに記載している点です。
引用元:https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/gaika/soukin-uketori/
例えばソニー銀行や楽天銀行のホームページには以下のような、海外FXサービス提供に「後ろ向き」とも取れる記載がありました。
これら二つの銀行は2022年2月現在の時点では問題なく出金することができていますが、今後はどうなるか分かりません。
楽天銀行:楽天銀行口座は個人事業目的での利用はできません。個人事業目的での口座の利用をご希望の場合、個人ビジネス口座を開設のうえ利用してください。と記載あり。
XMから【住信SBIネット銀行】へ着金した際
確認が電話ではなく、『メール』で完了する
海外送金先を国内銀行へ指定した場合、ほとんどの銀行からまずは着金した資金についての
詳細確認の電話がありそこからネット上で着金した手続きを行います。
【住信SBIネット銀行】の場合はメールで完結するのでとても楽です。
そのあとの手続きは【住信SBIネット銀行】でも必要にはなりますが簡単なので心配はいりません。
手続き方法は下部で解説しているのでご覧ください。
XMから【住信SBIネット銀行】へ出金する際の手数料
気になる海外送金にかかる【住信SBIネット銀行】の手数料です。
【住信SBIネット銀行】へ出金する際の手数料
【住信SBIネット銀行】へ出金する際の手数料は被仕向送金手数料のみで2500円程度になりますが、これは他の銀行に比べると圧倒的に安いです。
しかし、【住信SBIネット銀行】のホームページをよく確認してみると、
リフティングチャージの手数料について
依頼元銀行と中継銀行、中継銀行と当社契約銀行との間でそれぞれの契約によって徴求・不徴求などの水準が個々に定められているため、一概に当社でお答えすることができません。お手数ですが依頼元銀行へお問合せください。
-住信SBIネット銀行 外貨送金受取サービス(外貨を受取る)手数料※1
と記載してありました。
XMでは現在は出金に関して、「海外国内問わず複数の決済機関を無作為に使用」しているそうなので
XMが国内の銀行を使い出金処理が行われた場合は、住信SBIネット銀行でかかる
【被仕向送金手数料&リフティングチャージ】が発生しません。
※XMでは40万円未満の出金の場合は、決済代行手数料2,500円がかかります。
そして40万円以上の出金の場合は、全ての出金手数料をXM側が負担しています。
40万円以上の出金、更にXM側が海外銀行を利用しなければ出金手数料は無料ということになります。
三菱UFJ銀行や三井住友銀行などでは被仕向送金手数料として1500円+リフティングチャージが送金額の0.05%(最低2500円)
のお金がかかりますので40万未満の出金をする際には送金先の手数料を確認しておきましょう。
地方銀行などの場合はさらに高いケースもありますので、住信SBIネット銀行の送金手数料は今のところ
安いと言えます。
リフティングチャージとは海外送金手数料の一種で、同一の通貨建で外国為替取引を行う際にかかります。
送金の場合には、資金を送金する外貨と同じ外貨建で支払う際に発生します。
例えば、円/JPYを、両替などを行わず円/JPYのまま他の口座に送金する場合です。
他の国内銀行の手数料一覧
<各国内銀行の被仕向送金手数料とリフティングチャージの一覧表>
銀行名 | 被仕向送金手数料 | リフティングチャージ |
---|---|---|
ソニー銀行 | 無料 | ※場合によってかかる可能性があります。 |
住信SBIネット銀行 | 2,500円 | ※場合によってかかる可能性があります。 |
楽天銀行(個人) | 2,450円 | ※場合によってかかる可能性があります。 |
沖縄銀行 | 無料 | 3,000円 |
北海道銀行 | 1,500円 | *送金額×0.05%(2500円~) |
みずほ銀行 | 2,500円 | *送金額×0.05%(2500円~) |
三菱UFJ | 1,500円 | *送金額×0.05%(2500円~) |
北洋銀行 | 1,500円 | *送金額×0.05%(2500円~) |
りそな銀行 | 1,500円 | *送金額×0.05%(2500円~) |
埼玉りそな銀行 | 1,500円 | *送金額×0.05%(2500円~) |
三井住友銀行 | 1,500円 | *送金額×0.05%(2500円~) |
福岡銀行 | 無料 | *送金額×0.05%(2500円~) |
横浜銀行 | 1,500円 | *送金額×0.05%(2500円~) |
西日本シティ銀行 | 2,500円 | *送金額×0.05%(2500円~) |
※リフティングチャージはXMと中継銀行で独自で定めているため、一部銀行では確認することができません。
40万円以下の出金の場合は、
XMの決済代行手数料2,500円+国内銀行でかかる上記の被仕向送金手数料+リフティングチャージがかかるという認識でいましょう。
【住信SBIネット銀行】と中継銀行のswiftコードと住所
住信SBIネット銀行 (Account with Institution) |
住信SBIネット銀行(スイフトコード:NTSSJPJT) SBI SUMISHIN NET BANK, LTD.TOKYO (SWIFT BIC: NTSSJPJT) |
---|---|
支店名/住所 (Branch / Address) |
本店または支店名、支店番号(3桁)/東京都港区六本木1丁目6番1号 Head Office or Branch Code (3 characters) / Izumi Garden Tower 18F, 1-6-1, Roppongi Minato-ku, Tokyo, |
中継銀行 (Intermediary Bank) |
みずほ銀行 本店(スイフトコード:MHCBJPJT) MIZUHO BANK LIMITED. (SWIFT BIC: MHCBJPJT) |
中継銀行の住所 (Address) |
東京都千代田区丸の内1-3-3 1-3-3 Marunouchi, Chiyoda-ku, Tokyo |
着金までの日数
住信SBIネット銀行のホームページには、送金依頼人が振込みの手続きを行ってから、着金するまで数日間かかります。
と記載されていました。
XMが海外銀行から送金処理を行った場合は、着金までに3~5営業日はかかりそうですね。
しかし国内銀行経由で送金処理がされた場合は、翌営業日以内に着金しているという方が多くいらっしゃいました。
こればかりはXM側が決めることなので、国内送金なら運が良かった!!と思いましょう。
【住信SBIネット銀行】口座へ
着金したお金を受取る手続き方法
XMから出金を申請した後、自動的に自身の口座へ着金するわけではありません。
もう一つ作業がありますので忘れずに行なってください。
【住信SBIネット銀行】に着金したあとに「受取り手続き」が必要
住信SBIネット銀行の公式ホームページによると、
「資金到着後、当社からお受取人さま宛に、外貨送金お受取りに伴うお手続きのお願いのご連絡をメールおよびメッセージボックスへお送りいたします。」と記載されており、この連絡から2週間以内に自身の口座にログインをして「資金使途等の回答」を行う必要があります。
その回答内容に問題がなければ、当日中または翌営業日に自身の口座に着金します。
お受取り方法の手順
※海外からの円貨による送金資金入金の場合は外貨普通預金口座の開設は不要です。
※XMでドル建て取引をしていた場合の受取りには「外貨普通預金口座」が必要です。
『外貨普通預金口座』がない方は事前に口座開設が必要です。
1. 手続依頼のメール連絡が届く
XMから『住信SBIネット銀行』へ出金した資金が到着後、外貨送金の受取りに伴うお手続きのお願いの連絡が
『住信SBIネット銀行』へ登録したメールへ届きます。
この連絡の受取日から3日以内に手続きを行なう必要があります。
※3日以内に手続きの確認がとれなかった場合、着金した資金はXMへ返金となります。
休日や祝日の都合により、『住信SBIネット銀行』の手続きの確認は手続きから数日後となる場合もあるそうです。
2. 『住信SBIネット銀行』へ資金使途等の連絡をする
『住信SBIネット銀行』のWEBサイトにログインし、お問合せフォームから連絡をします。
【連絡の手順】
①「資金使途等の回答」ボタンをクリック
②『住信SBIネット銀行』のWEBサイトにログイン
※すでにログイン済の場合はそのまま3.へ
③「お問合せの詳細」に以下の文言を入力し、資金使途等を回答、
「確認ボタン」をクリック後「送信ボタン」をクリックする
〇資金の使途および送金の目的
→『XMtradingの自己資金を自身の口座へ移動するため送金 (具体的に記入する)』
〇「北朝鮮およびイランに対する送金」および
「北朝鮮およびイランとは異なる第三国への送金のうち北朝鮮およびイランに関係する送金」に対する該当可否
→該当しない・該当する(どちらか削除)
※必ず詳細に書くようにしてください。曖昧な回答や嘘は絶対にやめましょう。
住信SBIネット銀行の公式ホームページには解答例が記載されていますので、誤った記載にならない様に
事前に確認してください。
④ 完了(送金資金の受取り)
資金使途等の連絡に問題がなければを翌々営業日までに送金された通貨と同一通貨の普通預金口座へ入金されます。
口座への入金時間は18時以降です。
まとめ 出金先に『住信SBIネット銀行』を選ぶのはおすすめできます!
すでに『住信SBIネット銀行』口座を開設していて他の口座を準備するのが面倒な場合は、『住信SBIネット銀行』を利用するのが良いと思います。
ただし40万円以下の出金にはXMで代行決済手数料2500円、更に被仕向送金手数料とリフティングチャージが発生した場合は5000円以上の手数料がかかってしまいますので覚えておきましょう。
なるべく手数料を抑えたい方は【ソニー銀行】を利用するのがおすすめです。